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カテゴリ /錦絵にみる大阪の風景
作品名
高麗鉄橋  
コウライテッキョウ  
坂府新名所  
画家名
貞信(二代)画  
サダノブニダイ  
画家解説 貞信(二代、初代小信) さだのぶ(このぶ) 嘉永元年(1848)~昭和15年(1940) 長谷川氏。初代貞信の長男。通称徳太郎。はじめは小信と称したが、明治8年(1875)父貞信の跡を襲い二代貞信と称した。父貞信(初代)の下に修行していたが、のち一鶯斎芳梅に学んだ。慶応3年(1867)20才頃から画作をはじめ、鳥羽伏見の戦い、続く明治天皇の難波御幸など当時の世情を主題にした作品を一挙に描いた。維新以後も、大阪市中の開化風俗を描く錦絵・風景版画を数多く遺した。 その他、錦絵新聞や新聞小説の挿絵、芝居絵や肉筆風俗画も手がけた。
請求番号 378-369
名所
高麗橋  
コウライバシ  
現在の市区町村
中央区  
ジャンル名
橋  
文明開化  
水上交通  
作品解説 「高麗」の由来は、この辺りに高句麗の使節のための迎賓館があったとか、天正18年(1590)の豊臣秀吉の国内統一を祝う朝鮮の国使に因むとか、秀吉が横堀川を開いた時に高麗との貿易に活用したためとか諸説ある。かつて大坂から伸びる街道はこの橋を起点としていた。  橋の西詰には矢蔵屋敷と呼ばれる名所があり、始終人が絶えなかった。  高麗橋は明治3年(1870)に大阪で最初の鉄橋となった。

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