鎌菰と書かれた灯籠がある。<かまっこ>と読むようだ。場所は京街道(鎌倉街道とも)と庄内みどり通り(愛称)が交差する所(島江町2の信号付近)にある。記念碑・顕彰碑・慰霊碑など見かけるが、呼称を残そうとしたものは初めてなので写真を撮った。

撮影日:2019年6月26日・投稿者撮影

灯籠の文面によると、明治13年頃、島江より菰江につづく道に、鎌に似た曲がり角があり、そこを、鎌を曲がって菰江に行くの意で鎌菰(かまっこ)とは呼ぶようになった、とのこと。

昔の呼び名を後世に残したいと、この場所で生まれ育った西口盛一(74)が自費で建てたものと、『広報とよなか』2013.6号 「マチカネくんと歩く まちある記」には書いていた。

撮影日:2016年7月9日・投稿者撮影
投稿者が手描き

次に、京街道と庄内みどり通りについて紹介する。市販の地図「豊中市」を見ると、庄本牛立線の南側にスプーンを横から見るようなタワンダ状態の道が、庄本から日出町にかけて続いている。“庄内ふれあい道”と記されており、これが京街道(鎌倉街道)にあたる。そして、島江北公園の東側に“庄内みどり通”と記されているのが、JA庄内支店(庄内幸町5丁目5)から続く道だが、用水路(農業用)の通り道だったとのことである。

上記の地図は、郷土資料「豊能郡庄内村誌」豊中市立教育研究所 1989(平成元)年5月の49頁に掲載。日付:大正八年二月、製図者:岸岡治一郎

上記地図の真ん中付近に学校・役場・神社がある。その少し下、東西南北に交差したところがあるが、鎌首のように見えないだろうか!?

参考資料:『広報とよなか』2013(平成25).6月号 「マチカネくんとまちある記 第14回 庄内南小学校区」 / 『とよなか歴史・文化財マップ』、『とよなか歴史・文化財ガイドブック』67頁 ⑪庄内排水路記念碑、豊中市教育委員会発行 / 『豊能郡庄内村誌』 豊中市立教育研究所 1989(平成元)年5月